四万十川は津野町不入山を源流とし、山脈を蛇行しながら多くの支流を集め、四万十市で太平洋に流れ込む四国最長の大河(全長196km)です。四季折々の景観は訪れる人々を魅了し、また昔ながらの伝統的な漁が行われているのも特長です、本流に大規模なダムがなく、流域の生態系は多様な生物が生息し、「人と自然の共生」を保ち続けた地域の貴重な財産となっています。欄干のない沈下橋(48箇所)は、今も住民の生活道であるとともに、四万十川の風物詩となっています。
世界初のトンボ保護区「トンボ自然公園」では、これまでに81種が見つかっていて、 同規模面積の環境としては種類密度日本一を誇っています。
ツアーでは通常は保護の観点から許可されない、自然保護区での希少生物などの生態系調査に特別に同行し、環境に敏感な希少生物を観察し、環境変化や自然の成り立ちを学びます。
川漁師の指導を受けて、普段立ち入ることのできない漁場に同行して仕掛けを作成・設置し捕獲を体験します。加えて、四万十川との暮らしの中で育まれた食文化・ガストロノミーを学びます。
大きく蛇行を繰り返す四万十川は、流れが穏やかで初心者の方や小さなお子様から年配の方まで安心して楽しんでいただけます。
風のない日は川が鏡のように反射し非日常を味わえます。
四万十市を知り尽くすガイドが地域の文化や生活、歴史を自らの体験とともに小京都・中村の街を楽しくご案内します。
「山・川・海」それぞれの食材は自然の恵み。
昔ながらの、自然に逆らわない旬を大切にした「食」文化を守り続けています。